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奇怪な模様が彫られた金属板
エクアドルのクエンカに、驚嘆すべきコレクションの残りが保管されている。1982に他界したカルロス・クレスピ神父なる人物は、インディオが住む辺鄙な谷間で伝道活動をしていたが、その間に原住民の祭祀用具を収集していた。神父のコレクションには、あらゆる奇怪な物が勢揃いしているが、どれも今日に至るまで、起源も年代も解き明かされていない。そのうち最も知られており、論争の的となっているのは、銅や真鍮や他の合金で作られた金属板の種々である。そこに施された模様は奇怪としか言いようがなく、何を意味しているのか謎である。もしかして、未知の文明の形見なのであろうか?

クレスピコレクションの美術品

クレスピ神父の宝はどこからやって来たのだろう?金属、陶器、木、石、獣

骨などで作られた様々な種類の起源は、今だもって謎である。クレスピ神父

は、分類分けには全く興味をもっていなかった。どれが本当にオリジナルで、

どれが近代に作られたものなのか?学者にとって、それはどうでもよいよう

で、この美術コレクションを取り上げようとはしない。そのために、多くは

破損されるがままになり、あるいは消失したり、個人コレクターの手に渡っ

てしまった。残った物も、一般人の目には触れることないまま、ある地下室

深くに保管されて、再発見される日を待ち続けている。