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年代推定のジレンマ

年代推定は不確かなものである。その例は様々挙げられる。例えば北米のコー・リヴァーで発見された先史時代の道具。それは、ヨーロッパの石器道具と似ているが、地学者の推定によれば、古くても約20万年前のものだという。

メキシコの40万年前といわれるフエヤトラコ火山地層でも、これより古い遺物が出土している。4000年前の頭蓋骨も、人類学者の頭を悩ますものとなっている。これはカンザスの先史時代のピグミー文化人のものであるが、一体この民族は何者であったのか?彼らはどこからやって来たのだろう?

石笛とツボ療法のエネルギーストーン

チリのアタカマ砂漠で、9千年前ほどと推定されるミイラが発見されたが、その傍らには、硬い火山石で作られた笛が置いてあった。考古学者の見解では、瞑想者がトランス状態に入るために使ったものではないかという。ここで不思議なのは、全く同じ音を出す笛が、アメリカのカリフォルニアとオレゴンでも見つかっていることである。このことから、太古の北米・南米で既に交易があったのではないかという憶測が生まれるのである。このチリのミイラの発掘では、ツボ点が正確につけられた足の裏のような形をした石も共に発見されている。アジアで発達した医学療法が、既に数千年前に南米に渡っていたということなのだろうか?ミイラのDNA検証では、何と現在は北海道に住む日本人の原住民のそれと一致することが分かった。これも、はるか大昔のアジアと南米で交流がもたれていたことを示唆するものと考えられるのではないだろうか?

 

大斧と魔法の石

この大きな石道具は、エクアドルで出土したものである。その通常ならぬ大きさゆえに、儀式に使われたであろうとして、「儀式斧」や「儀式刀」として解釈されている。時には「擬人美術品」などという不可解な名称がついていることもあるが、そうしたものには、悪魔や吸血鬼の顔がある。コロンビア出土の「エネルギーストーン」も、この類いに属するものである。シャーマン達は、これらを用いて内部に潜むエネルギーを活性化し、霊や悪魔の世界へ入っていくのである。実際「エネルギーストーン」から強いエネルギーが発せられていることは、マグネットメーターでも計測されて証明されている。

アブノーマルな考古学の発掘物が、本当に滅亡消滅した先史文明の名残なのかどうか、その真相はまだ分からない。だが、それだからこそ、こうした謎に満ちた物の解明に、科学者の積極的な協力が望まれるのである。我々の世界図は、非現実的に思える事物にも場所を与えられた時のみに、初めて真実となるのだから。

新しい岸でまた会う日まで

このページをご覧になられた皆様は、謎に満ちた世界の旅へ第一歩を踏み出されたことになる。当展覧会では、ここで紹介した謎の発見物のオリジナルばかりを集めており、それらはことごとく既存の学説からはみ出るものばかりである。つまり、我々がこれまでの人類の過去について知り得たことに反するわけである。だが不可解な事物が秘める魅力は、いつの世でも存続していく。この比類なき展覧会を通して、この世界の謎への皆様の興味が再び蘇ることを願う次第である。

「未解明の謎」展(ヨーロッパ展の名称)が開催されるに至るまでのスリリングな経過や背景などは、クラウス・ドナ/ラインハルト・ハベック共著の『Unsolved Mysteries』(近く日本でも翻訳版『オーパーツ大全(仮題』が学研社から出版される予定)で詳しく紹介しているので、是非ご一読頂きたい。

私達は、真実の探求がこれからも続いていくことと確信している。 

もし、珍しい物をお持ちの方、有り得ない筈の物体がある場所や出来事をご存知の方、或いは謎に満ちた現象を体験されたことがおありの方がおられたら、下記の連絡先までご一報下さるようお願いしたい。ご報告頂いたものは全て内密に取り扱い、慎重に調査し、その利用性を考究することをお約束するものである。(日本語可)

受信者:Klaus DONA

メールアドレス:dona.kdbc@netway.at